予防歯科
池袋で30年間診療してきて分かったこと・その1

今日も暑いですね、水分補給をお忘れなく。
こんにちは、山の手デンタルクリニックです。
今回は、私が池袋で30年間診療してきて分かったことを何回かに分けて書きます。
ー信頼と実績の積み重ねが、患者さんとの関係を育てるー
開業してから気づけば30年
池袋という大きな街で歯科医院を続けて来た私にとって
この30年はただの時間が過ぎたというよりも
「一人ひとりの患者さんとの関係を、ゆっくりと、丁寧に就く重ねて来た時間」でした。
「池袋は人の出入りが多く、定着しづらい街だ」と言われることがあります。
確かにそういう面もあります。
でも、私はあえてこの街で開業しようと決めました。
それは、どこにいても、信頼を積み重ねることに場所は関係ない、そう思っていたからです。
小さな不安に寄り添うことから始まった
開業当初、まだ右も左もわからに中、患者さんと向き合う日々が続きました。
初診で来院される患者さんの多くは「痛み」「不安」「過去の嫌な経験」など
いろいろなものを背負っていらっしゃいます
最初は、緊張された表情だった方が
治療が終わる頃には柔らかい笑顔を見せてくださる
そんな変化が、私にとって何よりの喜びでした。
患者さんにとって
「どんな治療を受けるか」だけでなく
「どんな人に診てもらうか」がとても大切なのだと
この頃から少しずつ気づいていきました。