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この写真をご覧下さい。
中心から二番目の歯がありません。 『先欠』と呼ばれている歯の欠損です。 また、上下の歯の中心線を辿ってみて下さい。 若干、右に前歯が傾いているのがわかりますか? 右の2番目がないので、1番目の歯が動いて傾いてしまいました。
本来は矯正治療をして、歯の軸をまっすぐに直してからインプラントした方が綺麗になります。 ですが、時間のかかる矯正治療は今回はパスしてインプラント治療のみで修復しました。
今回はインプラント治療前に行う3D画像診断について書きます。 インプラント治療の前にCTを撮影します。 それは骨の中にある大切な神経や血管、もしくは骨の空洞の位置を正確に知る為です。 CT撮影は診療所から徒歩3分の「メディカルスキャン」にて撮影します。 ホテルメトロポリタンの地下一階にあるCT撮影専門の施設です。 ここには池袋中の整形外科医や歯科医からの以来で身体のどの部分でもDTを撮影してくれます。
ここで撮影されたCT画像はパソコンを使って3Dの立体画像に写して患者さんに説明します。 山の手デンタルクリニックでは「i-cat」のソフトを使っています。
下の写真をご覧ください。 矢印の横にあるのがインプラント治療で修復した歯です。 上の顎の骨は下の顎の骨に比べて柔らかいので チタンのインプラントを埋入した後は4~6か月待ちます。 待つ時間は長いですが、待った分だけより安全になります。